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2021/07/31

新しい無線局免許状が届きました(3級ですけど)

高校生のときに電話級従事者免許を取ってから30何年というか40年近いのですが、局免はもっと後でたしか7年後くらいに取得したと思います。

局免を取得した無線機は日本マランツのC401。乾電池でうごく送信出力200mWくらいのやつです。

ほとんど電波を出すことなく昨年初めまでずっとペーパー無線局でした。

そんな私が今年2月に3級の(e-ラーニング)試験を受けて昨日、更新された局免が届きました。今朝、車に50W送信の無線機を積んで張り切って APRSのビーコンを出してきました!

昨年10月に APRS というものを(いまさら)知って 5W(中古のハンディ機で実測3.8W)で電波を出し始めましたが今回、送信出力が一気に50Wまで上がったのでいつもより遠くを回りました

常に IGate JL7TUS-10の受信ログを見て、ちゃんと受信していることを確認しながら回って、やっぱり50Wは違うなあと感動しながら車を走らせました

帰宅してから aprs.fiで見てみるとほとんどのビーコンが大仙市の IGateに拾われているように見える結果に 笑

私の IGateも受信出来ているので、上位サーバにアップする速さの違いでこの結果になった模様


結論。APRSビーコンの送信パワーを上げると確かにカバーエリアが拡大するけどアンテナや処理速度がしょぼい IGateは存在が薄まりますね

尚、無線機にマイクが付いておりませんが、そのうち付けて音声も出してみたいと思っております

2021/07/29

もう少し APRS を理解しようとしてみた話

IGate JL7TUS-10 で使用している ソフトウェアTNC direwolf の動作ログを抜粋して見れるようにしました。

全部出すと大量なので受信状況だけを抜き取り表示しています。

JL7TUS-10 の直近の受信状況はここ↓ で見れます。TAILボタン押下で3秒毎に内容を更新します

http://bsdbox.prosys.jp/logtail.php

この受信状況を見ると、受信成功したかだけでなく、どのくらい綺麗に受信できたかとか受信したけど電波状況が悪く惜しくもデコードできなかったとかギリギリでデコードしたとかそもそも受信できていないなどが分かります。

1ビーコン受信で1行出来ます。

例として2行(2ビーコン分)抜粋:

Jul 29 13:49:39 i-gate dw9600[1146]: JL7TUS-9 audio level = 73(+64/-55)   [SINGLE]   _::::::__

Jul 29 15:20:46 i-gate dw1200[1175]: JL7TUS-9 audio level = 72(+48/-49)   [NONE]   |:|||____

最初は受信日時
i-gate 固定文字 ラズパイのホスト名
dw1200 dw9600  1200bps と 9600bpsの区別。1本のアンテナに2つのチューナーを付けていてログにはどちらのものかを記録しています
JL7TUS-9  コールサイン+SSID  これが無い行は傾向からしておそらくノイズや音声
audio level  難しくてよく分かりませんでした
[NONE] [SINGLE]  NONEは問題なくデコードした  SINGLEは1ビットエラーでデコード失敗
|:|||____  この部分が重要で 1200bpsと 9600bpsで意味が違うとのこと
                共通なのは | がデコード成功、: が1ビットエラー、 _ がデコード失敗だそうです
                1200bpsでは9種類のデコーダを試してそれぞれの結果を示しているようです
                9600bpsでは低い周波数から高い周波数に向かってデコードを試した結果のようです
                どちらも最高品質の受信結果は ||||||||| です
9600bpsについては英文マニュアルの(私の)理解が間違っているのかもしれないです。受信機(と復調ソフトウエア rtl_fm)が特定の周波数を受信したアナログ音声データを direwolfが貰ってデコードしているので direwolfが周波数を変えてデコードするっていうのは違うような気がしています

ここに載らないということは、デコード対象にならないか1ビットエラー以上のまったくだめな信号だったということみたいです
これは送信信号が弱いとか送信付近の起伏や建物の影響、IGateのアンテナや受信設備がしょぼいとか、IGate付近の受信環境が良くないとかですかね・・・

2021/07/26

暑さでIGateダウン

最近暑い日が続いていて IGate がダウンしました。出先だったので何も出来ず帰宅してから復旧させて(といってもラズパイのCPUが冷えた頃に電源再投入しただけ)ログを確認すると CPU温度が78度まで上がってダウンした模様。

ラズパイにしてはそこそこ大きいCPUヒートシンクを付けていましたがファンを動かすと気持ち悪い色のLEDのイルミネーションが光るので電源はマイナスラインを外していました。

チャイナ製は良かれと思って付加機能のイルミネーションを付けたんでしょうけど不要というより迷惑です。

でも暑さに対して限界のようなので3.3Vでゆるーくファンを稼動させました。同時に気持ち悪いイルミネーションON!普段誰もいない部屋なので見て見ぬふり。

結果、CPU温度は日中最高52度で安定しました。

そんなことがあって IGate を置いている部屋の温度を測りたくなりアマゾンで一番安かった温湿度センサー dht11 を買いました。3個入り1080円でした。

IGate の raspberry pi 3B+ にセンサーを結線して raspberry pi から3センチ横に離してセンサー部分を置きました。

C言語でセンサーからデータを取り出すプログラムを書いて cron で 10分毎に実行しデータベースに投入するようにしました。

ついでにCPU温度も同じようにデータベースに記録するようにしました。

日中の部屋は 35度以上になっているんじゃないかな?なんて思ってましたが、実際測ってみると32~33度と思ったより高くないようです。

アメダスの気温と比較しても1~2度高いくらいです。

でも、一日だけじゃわからないので継続してアメダスと比較して見れるよう、アメダスのデータを取り込んでセンサーと同じようにデータベースに投入するようにしました。

10年くらい前にアメダスのデータを取得したときはアメダスのウェブページを perl の 300行くらいのスクリプトでスクレイピングした記憶があるんですが、今は簡単に json形式でデータが取れるとのことで 50行くらいの phpスクリプトで取得できました。

これで外気温とIGateの室温、CPU温度の変化を並べて見れるようになりました。

余談ですが、横手市のアメダスは私の家から500mほど離れた国道13号線沿いにあります。

近いですし途中に起伏も川などの水モノも無いのでこれが私の家の外の状態を計測しているものと考えます。

取得結果はこれです ↓ いまどき http使ってます(笑)

http://bsdbox.prosys.jp/dsp_measure_compare.php

2021/07/22

APRS 一人だけ悲惨な状況でペーパー無線局パニックに

2021/07/22 最近のAPRS運用メモてか JL7TUS-9 ビーコン状況メモ

毎日のように APRSのビーコンを出している JL7TUS ですが無線初心者だけにはまりまくっておりましたのでその状況をメモしておきます。

7/15 IGate JL7TUS-10 から南方向は横手ICまでの2Kmしか拾わなくなりました。昨日までは20Km先の会社駐車場でも拾っていたのに・・・別の方角の他局は大丈夫に見える・・・

7/21 7/15からずっと不調のままだったが今日は久しぶりに相当ロストしながらも湯沢ICを降りている最中まで拾いました。

他局は大丈夫みたいなので1200bpsだと良いのかと思ってやってみたが同じように不調。

7/14あたりから毎日34~35度の最高気温が続いているのが影響しているのか!?木々の葉っぱの影響!?SDR受信機がイカれてきた!?

昨年の10月から無線の電波を出し始めて9ヶ月。初めての夏でRFのことは全然わからず数日間疑心暗鬼みたいに・・・

IGate JL7TUS-10 の受信ログを見てみると由利本荘市のデジピータの電波が殆ど載らなくなり大仙市の強力なデジピータの電波までもが SINGLE BIT エラーでデコードに失敗する状態。

IGate JL7TUS-10 付近の電波環境が悪いのか周辺の電波環境の悪化なのか分からない

いろいろ調べると、どうやらEスポやダクトが発生しているらしいので異常伝播なのかな?

ただ、遠くの局やいつもと違う局はまったく入感していないし近場を含めてすべてがダメに見える

などなど色々考えながら、最近覚えて入手したSWR計とやらで車のアンテナのSWRを測ってみようと思い無線機に繋がっている同軸ケーブルを緩めたところ違和感があった。2ヶ月前からCOMETのモービル用ケーブルを使っていたが無線機側Mコネクタがなんか変。無線機のMコネクタはちゃんと締まっているけどその割にはコネクタ根本の同軸がクラクラする。なんだこれ???と思って分解してみて分かったのがMコネクタの中に小さな逆ネジのコネクタがあって抜けた状態だった。こんな構造だったんだ!?

結論。電波状況が悪いのはいくらか影響はあるかもしれないけど144MHz 2mの周波数で10Kmの距離が取れなくなったりするほどの影響はなさそう。すべては自分の送信設備の不備が原因。

5W出力だから無事だったけど知らないって怖いな、と思いました。これからもこの調子で初心者のままでやっていく自信がつきました。

2021/07/16

坑口特集

秋田県に引っ越してきて2年ちょっと。それまでは沢山の県を転勤や長期出張する仕事でした。沢山といっても11の県でしたけどそれを何回も繰り返して。秋田県に来てからは高校卒業まで住んでいたいわゆる「よごで」以外の土地勘もなくいろいろ道を探索していたある日、日本海沿岸の西目川の河口で海岸に打ち上げられた木化石(ぼっかせき)を拾いました。1個だけじゃなくて3個です。

ここにこんなのあるんだったら秋田県じゃ水晶とか採れるのかな?と思ったことでハマッてしまい図書館通いが始まりました。

で、調べて場所を特定した鉱山跡を休日に回りまくったのですがどこもズリや坑口、選鉱場などが鉱毒処理のため整地されていて中には痕跡もないところも多くありました。というか痕跡が無いところのほうが多いです。いま痕跡があるところも訪れるたびに工事が進んで痕跡が無くなっていく様子が見られます。

その中で現在かろうじて、鉱山の象徴である坑口を見れるところが何箇所かありましたので写真を撮りました。

特に「岩手県一関市 猿沢鉱山」は、すごく古いものなのに形が現認できるとても希少なものだと思います。

中には通風坑や排水のための坑口もあると思いますが参考まで


秋田県鹿角郡小坂町 相内鉱山

秋田県鹿角郡小坂町 相内鉱山

岩手県北上市和賀町横川目 綱取鉱山(煙道かも?)

北上市和賀町横川目 綱取鉱山

山形県寒河江市 幸生鉱山

山形県寒河江市 幸生鉱山

秋田県鹿角市 尾去沢鉱山観光坑道

秋田県鹿角市 尾去沢鉱山観光坑道

山形県尾花沢市 福舟鉱山

山形県尾花沢 福舟鉱山

山形県最上郡金山町 谷口銀山

山形県最上郡金山町 谷口銀山

岩手県一関市 猿沢鉱山(峠金山、大久保鉱山)

岩手県一関市 猿沢鉱山

秋田県大仙市協和町 宮田又鉱山

秋田県仙北郡荒川村牛沢又沢 宮田又鉱山

秋田県大仙市協和町 荒川鉱山

秋田県仙北郡荒川村 荒川鉱山

秋田県仙北市西木町桧木内 高沢鉱山

秋田県仙北市西木町桧木内 高沢鉱山

岩手県盛岡市大ヶ生 大ヶ生鉱山

岩手県盛岡市大ヶ生 大ヶ生鉱山

岩手県江刺市 赤金鉱山

岩手県江刺市 赤金鉱山

岩手県一関市東山町 横沢鉱山(金堀鉱山)高所が怖いので下から撮影

岩手県一関市東山町田河津 横沢鉱山

秋田県大仙市協和町 畑鉱山

秋田県協和町羽後境 畑鉱山

秋田県横手市増田町 吉野鉱山

秋田県平鹿郡増田町 吉野鉱山

秋田県横手市山内南郷 南郷鉱山

秋田県平鹿郡山内村南郷 南郷鉱山

山形県最上郡最上町 満沢鉱山(2021/07/19追加)

山形県最上郡最上町 満沢鉱山

2021/07/10

システム障害対応と鷲合森鉱山跡

本日は土曜日なので会社は休日。岩手県和賀郡西和賀町の「鷲合森鉱山跡」に行く予定だったが、朝起きたら携帯電話が熱くなっていた。システムが何か異常を検知してアラートメールを沢山出したらしい。

メールの内容を確認すると、どうもサーバが自身で生成したデータに異常があると。

自宅から調べてみようと会社のサーバにvpn接続するもなぜかつながらなくなっている。

仕方なく車で会社に向かう。

会社は自宅から20Kmほど離れた隣の市内にある。

主に国道経由で30分ほどで会社に到着。自席の PC からサーバにログインして状態を確認していると計算機クラスタを構成しているスタンバイサーバが機能していることに気がついた。

どうやらサーバのスイッチに失敗して同じシステムが 2つのサーバで同時に稼働している状態みたい。

そもそもサーバは正常に動いているのに何故スイッチしたのか?は置いておき、クラスタの機能を止めてスタンバイサーバを停止する。

1時間ほど掛けて異常になっていた大量のデータを手動でリカバリして対応完了。

会社を出てそのまま今日の目的地「鷲合森鉱山跡」に向かった。この鉱山跡は基本的に石が拾えるところじゃないけど、何か惹かれるものがあって不定期で状況を見に行っている。相当山奥ですが、道の荒れ方は酷くなく普通の車で到達できます。

鷲合森鉱山跡上空から全景を撮影

赤丸に私の車が写っているのでスケール感が分かるかも
これは居住区と選鉱場周辺のようで坑口は画像のずっと上のほうらしい
岩手県和賀郡西和賀町 鷲合森鉱山跡
巨大な矢印のように見えるのは20~30センチくらいに荒く砕いた石を綺麗に積んで作られた謎の矢印で、真東を指している。
こうして見ると、三菱マテリアルの各鉱山跡は、汚染度やらその他事情を勘案して各鉱山跡を閉山処理しているように思えます。この新しいやつは鉱毒対策を超えて鉱山全体を自然へ回帰させるノウハウや技術が詰まっているように感じます。
状況確認と写真撮影出来たので帰宅。いつも思うがここら周辺は鉱山跡の宝庫でいつきても飽きないなあ。
自宅まであと100メートルのところで携帯メールが着信した。自宅駐車場で内容を確認すると、システム自身が異常を検知して安全のため全停止したことを告げるものだった。
またもや会社に向かう。もう車の運転が面倒になって来たので湯沢横手道を使った。
会社に着いて調べてみると確かにシステムが全停止していたが、致命的な状況ではなくそのまま再度起動しても良さそうだったので起動して帰宅した。帰りも湯沢横手道で帰った。

という本日の行動が山中を除いて APRSの軌跡として刻まれていました。
これに懲りて先ほど自宅からサーバにログインできるよう設定を見直しました。
前職では深夜や未明も含めて1日4回出社していたことも有ったのでそれよりはマシかな

2021/07/04

JL7TUS-10の守備範囲をシミュレーション

秋田県横手市で 2020年10月から運用している i-Gate JL7TUS-10 のカバーエリアをシミュレータソフトを使ってシミュレーションしてみました。

JL7TUS が運用している i-Gate は受信専用で、アンテナが DIAMOND社 の DP-NR22L っていう 2.46m長のモービルアンテナ。これを海抜58mの自宅2階屋根の頂点から1m上に給電点という設置。別に送信するわけじゃないけどセオリーに従って最低限の高さを確保。なぜ最低限かというと高いところが怖くてちょっとした作業さえできないのです。

受信機は RTL-SDR.COM V3 っていうUSBドングルと Raspberry Pi 3B で構成されていて、i-Gate としての使用ソフトは rtl_fm と direwolf1.6 です

シミュレーションに使ったソフトは Radio Mobile で 地図へのマッピングに Google Earth プロ。

アンテナ高や利得、送信出力などをパラメータとして入力すると、電波の到達範囲を地形からシミュレートしてくれるらしい。

本来、指定した地点から電波を出した場合の到達エリアをシミュレートしてくれるらしいのですがそれが受信局であったとしても受信可能範囲を示してくれるのかと思いやってみました。

実際ビーコン出して回ってみた感覚と、各局からのビーコン受信状態と合わせると、大体合っていると思うのですごいソフトだなあと感激しました。

自宅からアンテナ高7m 利得6db 出力5Wという設定でシミュレーションした結果

JL7TUS-10 の受信エリアシミュレーション



MySQL で SELECT into outfile 出来なくてハマった件

 Windows上の MySQL で SELECT into outfile で CSVファイルをエクスポートしようとしてハマったので残しておく 環境 Windows10 Pro バージョン 1809 MySQL 8.4.0 という環境で SELECT * FROM table1...