ヨゴデでは毎年冬になると違法なのか不法なのか分からない音声局がVHF帯に大量発生します
冬といっても暖冬で雪が少ない年は発生しませんでしたが今年は雪が多かったので発生しています
気にかけているのか分かりませんが通常の音声通話の周波数でなく広帯域データの周波数で多数の局が音声通話しています
で、そうなるとAPRSは壊滅的な影響を受けます
特にワタクシのような安モノ受信機(RTL-SDR V3)だと隣接する周波数も聞こえてしまう(イコール、デコードしてしまう)状態なので144.68MHzで音声通話されると144.66MHz(1200bps)はまったくデコードできなくなってしまいます。
そこで無いアタマを使って、もちろんお金も無いのでなんとなく数年かけてダラダラ考えていたところ、ようやくひらめきました
男性の話し声は85Hzから180Hzの高さで、1200bpsのパケットはAFSK変調で1200Hzと2200Hzを使って0/1を表現しているらしいので音声成分の(音声)周波数をカットすればいいんじゃないだろうか、と
定量的な実験はしていませんが144.68MHzで通話されていてもほとんどの場合デコードできるようになりました
rtl_fm -M fm -f 144.66M -s 24000 - | direwolf -c direwolf1200.conf -d u -r 24000 -D 1 -t 0 -B 1200
変更後の起動スクリプトの内容(赤字部分を追加)
パラメータを煮詰めればより良い結果が出るかもしれませんが、雪の多い冬だけの対策なのでこれでヨシとしました
あ、AFSKの1200bpsの場合のハナシでGMSKの 9600bpsでは実験していません
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